本の覚書

本と語学のはなし

朝日中高生新聞 2022年5月15日号

 3か月限定購読の折り返しに来た。
 中学高校の6年間ずっと全記事を読み、英検の問題を解いたり、天声人語で作文を書いたり、紹介された本や漫画を実際手にしてみたりしたら、大きな力にはなりそうな気がする。即効性があるわけではないし、これで教科の学習が出来るわけでもないけれど。
 大人が読んでも面白いが、ニュースのダイジェスト版を期待するなら、ちょっと情報が足りない。掘り下げももう一つ。ちょうどよいものがあれば、試してみたい。


 1~3面は沖縄復帰50年特集。照屋年之(ゴリ)や仲間由紀恵への取材もある。
 4面はネット利用者の情報保護ルールが変わるという話。何かを検索すると、別のサイトを開いても、前の検索に関する広告ばかりになることがある。閲覧履歴が勝手に広告会社へ送られているのである。今後の法改正で、本人への通知・公表、同意取得、オプトアウト(後から本人が情報提供を拒否できる)のいずれかが必要になる。しかし、どうやら欧州並みの「同意義務化」は見送られることになりそうだとのこと。


 10~11面はオードリー・ヘプバーン特集。公開されたドキュメンタリー映画の監督ヘレナ・コーンと長男ショーン・ヘプバーン・ファーラーにインタビューをしている。


 14面の英検は、4級、3級、準2級のリスニング問題。音声は英検のホームページから聞いてくれという指示であるが、私はそこまではやらなかった。