本の覚書

本と語学のはなし

【振り返り】2022年3月

【読書・語学】
フランシスコ会訳聖書。ヨエル書、アモス書、オバデヤ書、ヨナ書、ミカ書、ナホム書、ハバクク書、ゼファニヤ書、ハガイ書、ゼカリヤ書、マラキ書、ヨハネの黙示録を終え、通読終了。
フランシスコ会訳聖書をまた初めから。創世記を終え、現在は出エジプト記


モンテーニュ『随想録』を読み終える。原二郎訳で読んだ学生時代以来、通読は2度目である。
▼関根秀雄はモンテーニュと東洋思想、なかんずく荘子との親近性をやたらと喧伝する。私も高校時代に荘子の内篇を読んでずいぶんと傾倒した覚えはあるのだが、モンテーニュ最良の注釈とまで喝破するのはためらわれる。
▼それでも、関根の影響でちょっとずつ荘子を読み進め、今は外篇に至っている。昔ほどには共鳴もしないし、ワクワクもしない。中断と再開を繰り返している。いつやめてもいいと思う一方で、やめてしまうのは惜しい気もする。


ニーチェをやめた。著作や断想を全部読むのは大変であるということもあるが、彼の天才至上主義に辟易する。
▼代わりにビューヒナーを始める。続けるかどうかは大いに疑問。何しろビューヒナーを選んだ最大の理由は、遺された文書が僅かしかないということであるのだから。
▼ドイツ語の読み物として、ルター訳聖書も有力な候補である。1534年と1545年に出版された聖書のファクシミリ版を持っている。ドイツ文字には慣れていないが、ローマ文字で印刷され、かつ現代的な変更がほとんどなされていない1912年改訂版と比較すれば、迷わず読解できるだろう。


▼自然科学は高校の参考書のほか、当面何かしら副読本を読むことにした。
▼月刊「Newton」を買ってみた。定期購読の誘惑に駆られるが、読む時間はなさそう。
▼ちなみに来月から3か月間、週刊「朝日中高生新聞」が届く。大人が読んでも面白いだろうとは思うが、継続したくなるほどの驚きはあるだろうか。


Amazon Primeでの取扱いがなくなったので、U-NEXTの無料お試し期間(1か月)を利用して、『ビッグバン・セオリー』をシーズン8の途中からシーズン11まで見る。
▼オタク物理学者たちのコメディである。SFの話題はよく分からないし、その方面のゲストが出演してもピンと来ないけれど、ホーキング博士イーロン・マスクビル・ゲイツなら私にも分かる。ホーキング博士はドラマに出るのが結構好きだったのではないだろうか。
▼来月はHuluの無料お試し期間(2週間)を利用して、最後のシーズン12を見る予定。なぜかファイナルだけは他では見ることが出来ない。


【筋トレ】
▼雪が消え、体力的、時間的な負担が減少した。
▼肩の痛みは和らぎつつある。可動域はほんの気持ちだけ改善した。
▼そこで、中旬以降、エクササイズを始める。カーフレイズ、ブルガリアンスクワット、レッグレイズ、アームカール等、肩に負担がかからないメニューを選択する。久し振りに軽めのダンベルも持ってみる。
▼肩の調子を見ながらであるが、プッシュアップバーを使って腕立て伏せをすることもある。ただし、膝を床に付けて負担を減らしている。


【家庭菜園】
▼昨年は3月の内に緑肥の種を撒いたり、セルトレイで葉ネギ、サニーレタス、コマツナの苗づくりをしていたが、今年は寒くてまだ何もしていない。