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プロが教える 超図解 野菜の生育診断&回復ワザ/『やさい畑』菜園クラブ編

プロが教える 超図解  野菜の生育診断&回復ワザ

プロが教える 超図解 野菜の生育診断&回復ワザ

  • 発売日: 2019/04/16
  • メディア: 単行本
 先ず健康に育っているときの特徴が掲げられ、次に不健全に育っているときの症状ごとの診断と対応が示される。
 編集しているのは雑誌『やさい畑』に携わる人たちである。家庭菜園向けの雑誌というと、私が知っている限りだと、『やさい畑』と『野菜だより』とNHK の『やさいの時間』がある。
 私は『野菜だより』しか読んだことがない。これは有機農や自然農寄り。NHK の講師の藤田智さんの本を見るところ、化成肥料と農薬の使用を前提としている。『やさいの時間』は慣行栽培寄りかも知れない。
 『やさい畑』はどうなんだろうと思っていたら、この本ですすめる回復ワザを見ると、農薬で解決するものであった。ユニークな栽培法などを提唱する点で慣行栽培とは一線を画すかもしれないが、基本的には化成肥料と農薬に頼る農業のようである。
 したがって、農薬をあまり使いたくない私にとっては、生育診断のためには参考になるが、解決策は与えられないままとなる。まあ、無農薬というのはそういうものなのだろう。不健康になってからでは手遅れなので、その前に手を打っておかなくてはならないのである。


【家庭菜園】
 6月18日のマリーゴールドが開花した。
 5月18日定植のマリーゴールドは元気が無くなっていたが、追肥をしたらまた一斉に花を咲かせ始めた。


 6月6日定植のミニトマトを初収穫。1段目に成った1個のみであるけれど。
 同日定植の中玉トマトは実は既に大きくなっているが、色づき始めたのはようやく昨日辺り。


 5月18日定植のゴーヤーと6月22日のエンサイ(クウシンサイ)ももう収穫できる。


 昨日一時的に激しい雨が降り、6月30日のインゲンが大部分倒伏した。急いで支柱にくくりつける(6月22日のエンサイも倒伏したが、こちらは土を寄せただけ)。
 7月17日のインゲンは、苗カバーを被せておくには限界に達した。明日は終日豪雨が予想されているので、本当はそれをやり過ごしてからにしようと思っていたのだけれど、やむなく苗カバーを外し、つるなしインゲンは倒伏するものだと前提することにして、支柱にくくりつけておいた。


 6月30日のツルムラサキは、ネキリムシ被害に遭って1株しか残っていないので、周りを掘り返して害虫がいないことを確認した上で、再び苗カバーを被せた。支柱が必要になる頃まで保護する。