一つの部位を鍛える方法は一つだけではない。自重、チューブ、フリーウェイト(主にバーベルとダンベル)、ケーブル、マシンといくつもの道具の選択があり、それぞれにまた幾つかの異なるアプローチの仕方があることもある。
この本は、部位ごとに筋トレ種目を集め、その特徴や長所短所を一覧にしたカタログのようなものである。
私はジムに行ったことがないから、こういうマシンがあるのかという発見が楽しかった。マシンは軌道が決まっているので難しいフォームの習得も必要ないし、他の筋肉の動員を抑えながらターゲットの筋肉をピンポイントで安全に追い込めるという利点がある。
とは言え、大会に出るためのボディメイクをするわけではないし、結局ダンベルと自重で十分という結論にはなるのだが。