本の覚書

本と語学のはなし

使徒パウロ 伝道にかけた生涯/佐竹明

 今月も先月に引き続き何もしていない。辛うじてやってると言えるのは、転職活動くらい。二社に履歴書を送付した。一社目は門前払い。二社目は連絡待ちだが、面接する方向では考えてくれているらしい。
 転職するとなれば、力を入れて学ぶものを絞らなくてはならない。具体的には聖書の言語を取るか、フランス語を取るかという選択になるだろう。あるいは語学はもう英語だけにするべきか。
 いずれにせよキリスト教に対する関心まで失うべきではない。久し振りに読み終えた本は、パウロの伝道旅行に関する考察である。使徒行伝とパウロ書簡との間の乖離をどのように解決するべきか示し、そうであったであろう歴史を再構成しながら、パウロの思想を浮かび上がらせようとしている。

新装版

使徒パウロ 新版―伝道にかけた生涯

使徒パウロ 新版―伝道にかけた生涯

  • 作者:佐竹 明
  • 発売日: 2008/11/14
  • メディア: 単行本