本の覚書

本と語学のはなし

富井の古文読解をはじめからていねいに/富井健二

 内容は、第一部が主として主語の見つけ方。第二部が古典常識。第三部がジャンル別攻略法。
 前回読んでから、古文にたくさん触れてきた。
 実際的な知識が増えた後で再読した評価。やはりとてもよい。時間のない学生などは、ある程度文法と単語を学んだら、この本を読解への橋渡しとして、すぐに実践的な演習に移ってもいいのではないだろうか。
 ただし、もう少し文法の説明が欲しいと思う人はいるだろう。品詞分解などが気になって仕方ないならば、別の本を探さなくてはならない。

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