本の覚書

本と語学のはなし

Le Monde diplomatique【定期購読・フランス語】

Monde Diplomatique [FR] No. 764 2017 (単号)

Monde Diplomatique [FR] No. 764 2017 (単号)

  • 発売日: 2017/11/22
  • メディア: 雑誌
 年末年始はずっと仕事で、昨日と今日が久しぶりの休み。
 昨日は風邪のひき始めのような体調。判断力も少々怪しい中、ル・モンド・ディプロマティクの定期購読を申し込んでしまった。3月発行分から一年間配達されてくる。
 今年の目標は英語の強化であるが、これは裏の目標としてフランス語の強化も挙げておかなくてはなるまい。ディプロを一年間すべて読み切ることを、最低限のノルマとしたい。
 文学をどうするか。悩ましい問題である。一旦休止するか、英米文学と交互に読むのが現実的なところだろう。
 風邪の方は、早目に薬を飲んでカイロを貼ってたっぷり寝たら、だいぶ良くなった。インフルエンザではなかったようである。


 先日購入したディプロ12月号から。
 Africapitalisme というアフリカの資本主義についての記事である。

Vêtu d’une djellaba blanche immaculée, son téléphone portable à portée de main, le millionnaire de confession muslmane a créé en 2015 la Fondation pour l’égalité des chances en Afrique, immatriculée en Belgique. Elle finance des programmes d’aides pour l’éducation, la santé et le respect des droits humains. Autre mission spécifiée dans les statuts de sa fondation : « Consolider l’État de droit et la démocratie » sur le continent. (p.5)

 強欲になることがアフリカの資本主義ではない。成功した者は、教育、健康、人権などの改善に尽くさなくてはならない。機会が平等であるような社会を作り出さなくてはならない。法治国家、民主主義をアフリカ全土に行き渡らせなくてはならない。そういう気概があるようだ。
 今までフランス語では主に古い小説しか読まなかったから、最初は見慣れぬ単語に戸惑うだろう。しかし、多少高級感はあるけど、読解不可能なほど難しいわけではない。タイムで大量の英語を流し込んだように、ディプロによって脳にフランス語を溢れ返させれば、いずれどんなフランス語でも平気で読みこなせるようになるのではないか。そんな期待をしている。


 なお、その他の外国語の予定。
 ヘブライ語とドイツ語で旧約聖書ギリシア語とラテン語とドイツ語で新約聖書
 これは、ちびちびとしか進まないだろうし、しばしば中断もするだろう。