本の覚書

本と語学のはなし

涙と祈りの子【ラテン語】

Confessions, Volume I: Books 1-8 (Loeb Classical Library)

Confessions, Volume I: Books 1-8 (Loeb Classical Library)

告白録 (キリスト教古典叢書)

告白録 (キリスト教古典叢書)

qui cum causas ab ea quaesisset maestitiae suae cotidianarumque lacrimarum (docendi, ut adsolet, non discendi gratia), atque illa respondisset perditionem meam se plangere, iussisse illum, quo secura esset, atque admonuisse, ut adtenderet et videret, ubi esset illa, ibi esse et me. (3.11.19)

そして、母の悲しみの理由と日毎涙を流している訳を尋ねました。それは、一般によくあるとおり、この場合も、理由を知るための問いではなくて、それを教えるための質問でした。母が、息子〔アウグスティヌス〕の滅びを嘆き悲しんでいるのです、と答えると、若者は安心するようにと諭し、母のいるところに息子もいるから、気をつけて良く見るように、と促しました。(p.101)

 これは夢の中の話であるが、実際にも母モニカは、「これほどの涙と祈りの子どもは、決して滅びることはありません」と司教に慰められたことがあるという。


 時々こうやって勢いであれこれ手を出してしまうが、アウグスティヌスの講読が続くか否かは分からない。
 もし続けるのであれば、メインの言語は英語とフランス語にして、ヘブライ語ギリシャ語、ラテン語、ドイツ語は忘れない程度に触れておくだけになるだろう。