本の覚書

本と語学のはなし

TIME June 5, 2017

Time Asia [US] June 5 2017 (単号)

Time Asia [US] June 5 2017 (単号)

 このところ怠けがちであるが、結局のところ、英語が身に付くか否か一番大事な鍵を握っているのはタイムである。タイムを読んでいる暇がなくなるようなことには、手を出すべきではない。


 ビル・ゲイツがこの夏に読んでほしい五冊の本を紹介している。
 これに伴いタイムのインタビューを受けているが、その中で「読んでいないのに読んだふりをしたことがあるか」と聞かれて、こう答えている。

I don’t think I’ve ever done that. The biggest problem I have is that I refuse to stop reading a book in the middle, even if I don’t like it. And the more I dislike a book, the more time I take to write margin note. That means I sometimes spend more time reading a book that I can’t stand than a book that I love. (p.16)

 読み始めてしまえば、好きになれない本でも途中で止めることはできない。そして、嫌いな本ほど余白にメモを書き入れてしまうので、気に入った本を読むよりよほど時間がかかってしまうのだという。
 本に書き込みをするというところから分かる通り(次の質問で明瞭に答えているが)、ビル・ゲイツはデジタルブックよりも紙の本を好むそうだ。


 マンチェスターのテロ事件の記事では、keep a stiff upper lip (動じない、感情を表に出さない)という表現が何度も出てきた。これはイギリスの魂を象徴する言葉なのだろうか。