本の覚書

本と語学のはなし

Confessiones を再開してみる【ラテン語】

Confessions, Volume I: Books 1-8 (Loeb Classical Library)

Confessions, Volume I: Books 1-8 (Loeb Classical Library)

告白 上 (岩波文庫 青 805-1)

告白 上 (岩波文庫 青 805-1)

 聖書を職場で読むことにした。タイムは休日を利用して、家で一気に読むことにした。
 それで普段の日は、聖書とタイムの負担が減った分、和書の併読を一冊増やし、ラテン語の原典講読を再開してみることにした。
 結局いつもの通り、やることが多すぎて停滞することになりそうな気もするし、タイムの一気読みにはまだ修行が足りていないかもしれない。失敗しそうな予感は大いにあるのだけど、昔なんの気なしに希望した洗礼名がアウグスティヌスであることだし、ちょっと踏ん張ってみなくてはならない。

cum vero aliquid tu repente inusitatum et inprovisum imperas, etiamsi hoc aliquando vetuisti, quamvis causam imperii tui pro tempore occultes, et quamvis contra pactum sit aliquorum hominum societatis, quis dubitet esse faciendum, quando ea iusta est societas hominum, quae servit tibi ? sed beati qui te imperasse sciunt. fiunt enim omnia a servientibus tibi, vel ad exhibendum, quod ad praesens opus est, vel ad futura praenuntianda. (3.9)

しかしあなたが突然何か異様な思いがけないことを命ぜられるとき、たとえあなたがかつてこのことを禁じられたとしても、またあなたの命令の理由がしばらく分明でなくても、さらにそのことが社会のある人々の約束に反していても、だれがそれにしたがわねばならぬことを疑うだろうか。あなたに奉仕する人間社会のみが正しいからである。しかしあなたがそれを命ぜられたということを知っている人は幸いである。あなたに仕える人たちのなすすべてのことはみな、現在にとって必要なことを示すものか、あるいは未来のことを予言するものであるからである。(p.85)

 宗教とはそういうものかもしれないが、時に不穏な言説を表明するものである。

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