本の覚書

本と語学のはなし

問答なるほど聖書学【購入】

 最近読書がはかどっていない。今月購入したのは、いずれも薄い本ばかりである。

教理問答

カトリック要理Q&A

カトリック要理Q&A

  • 作者:大山 繁
  • 発売日: 2014/11/03
  • メディア: 新書
 上の二書は歴史的なプロテスタントの教理問答書。一番下の書は子どもでも読めるカトリックの要理Q&A。
 今年はカトリックを学び直すのが目標の一つであったが、この頃はプロテスタントへの傾きも感じている。

キリスト教入門

そうか! なるほど! ! キリスト教

そうか! なるほど! ! キリスト教

  • 発売日: 2016/09/20
  • メディア: 単行本
礼拝 (信仰生活の手引き)

礼拝 (信仰生活の手引き)

 上の書はかなり進歩的な内容の入門書。執筆陣の中には、カトリックの人もいる。同じ傾向の人しか集まらない教派もあるだろうけど、普通はどんな教派にも保守的な人もいれば進歩的な人もいる。福音主義者もいれば自由主義者もいる。
 下の書は日本基督教団の「信仰生活の手引き」シリーズの一冊。もし私がプロテスタント教会の門を敲くとすれば、近場から選ぶなら、会衆派の流れをくむ日本基督教団の教会だろう。

聖書学

 聖書を神の一筆書きのように信じている人もいるだろうが、実際には複雑な編集過程を経て形成されたものであるというのが今日の聖書学の常識である。
 様々な生活の座において生みだされた伝承の様式を明らかにしようとするのが様式史であり、それらの伝承が記者の神学的関心に従っていかに編集されたかを探求するのが編集史である。