- 作者:雨宮 慧
- メディア: 単行本
- 作者:雨宮 慧
- 発売日: 2009/12/01
- メディア: 単行本
- 作者:日本カトリック典礼委員会
- 発売日: 1989/11/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 作者:来住 英俊
- 発売日: 2015/01/01
- メディア: 単行本
カトリックの主日のミサの聖書朗読は三年周期である(週日は二年周期)。A年、B年、C年とあり、来年はA年に当たる。
聖書朗読は大体において旧約、書簡、福音書の三つを読む。雨宮の本では、その三つを個々に解説するとともに、共通するテーマを読み解いてゆく。
『毎日の読書』は『教会の祈り』の第二朗読を翻訳したもの(第一朗読は聖書)。なかなか読む機会のない人たちの文章(非常に短いものではあるけれど)が集められていて、貴重である。
たとえば、フランシスコ・ザビエルがイグナチオ・デ・ロヨラに宛てた手紙など。
イエスが死刑宣告を受け、十字架を担って刑場に行き、磔にされて殺され、墓に葬られるまでの、ヴィア・ドロロサ(悲しみの道)の場面を十四に分けて、これをレリーフに表現する。その一留一留の前で祈りつつ黙想するのが、十字架の道行である。
私は実際にやったことがない。レリーフは教会の建物内に(壁などに)設置されていることもあれば、屋外で実際に道を歩きながら黙想できるようになっているところもあるようである。