本の覚書

本と語学のはなし

歴史参考書【購入】

 無駄にやさしい歴史参考書が増えてしまっている。簡単に高校レベルの世界史と日本史を振り返ることのできる本を探しているのだが、結局これが一番いいのかなという気がする。やさしいけれど、ぱっと見たかぎり省略しすぎてもいない感じ。
 参考書はほとんど使われないまま直ぐに売られることも多いので、状態のいいものでも一円(送料は別)で買えたりする。助かる。

新版も出ています

これでわかる日本史B 新訂版 (高校これでわかる)

これでわかる日本史B 新訂版 (高校これでわかる)

  • 作者:瀧音 能之
  • 発売日: 2015/12/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 最新版はなかなか一円では買えない。入手するなら、新品の方が気持ちよく使えるかもしれない。
 参考書は新しくなるほど見やすくはなるが、内容はその時の課程に左右されるし、著者が変わることもあるので、情報量の増減に関して確かなことは言えない。

こちらも持っています

理解しやすい世界史B (改訂版)

理解しやすい世界史B (改訂版)

  • 作者:愛宕 元
  • 発売日: 2009/03/01
  • メディア: 単行本
理解しやすい日本史B (改訂版)

理解しやすい日本史B (改訂版)

 本当はこれを通読しようと思ってたのだけど、途中で面倒くさくなってしまった。
 厚いからといって網羅的とも限らないのも厄介なところだ。今の教科書には載っていないのかもしれないが、例えばヒッタイトがエジプトのラメセス(ラメス)二世と戦った戦の名前がカデシュの戦いであることや、エフェソス公会議ネストリウス派が異端とされたことが書かれていない(なぜか『これでわかる』の方にはいずれも記載がある)。
 参考用にするのか、いずれ再び通読にチャレンジするのかはまだ決めていない。

後者の新版も出ています

理解しやすい世界史B

理解しやすい世界史B

理解しやすい日本史B

理解しやすい日本史B

 定価で買おうとすると、参考書としてはかなりお高い。