本の覚書

本と語学のはなし

イスラエル 聖書と歴史ガイド/ミルトス編集部

 観光ガイド。こういう本は拾い読みで済ませるべきであるが、貧乏性なので(性分だけでなく、実際にも貧乏であるので)、通読してみた。
 口絵以外の写真がカラーでないのは残念。地図ももうちょっと詳しくしてほしい。日本語がひどすぎる。あからさまに親イスラエルの姿勢を貫いている。誰にでもお勧めできるという訳のものではない。
 だが、それらを差し引いても、聖書時代を現代と結びつけて理解するには悪くはない選択である。


 実際に旅行をするなら、「地球の歩き方」なんかも持っていた方がいいのではないかと思うが、私は持っていないので責任をもって断言はできない。