本の覚書

本と語学のはなし

原始キリスト教史/H. コンツェルマン

原始キリスト教史 (NTD補遺5)

原始キリスト教史 (NTD補遺5)

 簡潔な文章に濃縮された教科書で、読みやすいとは言えない。ある程度の知識を前提としている。
 原始キリスト教史を学ぶのは、ある人々にとってはカトリックの土台を突き崩す意図からであるのだろうと想像される。だからといって、プロテスタントを根拠づけるようなものでもないだろう。ともかく、よく分からないことが多すぎる。訳者自身、「しょせん聖書学者の言うことは当てにならぬ、と斜に構えて読むのが骨法である」と言っている。


 私の手元にあるのは大学図書館の除籍本。元はプロテスタント系の某女学院にあったものである。

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