本の覚書

本と語学のはなし

購入4-1 公同書簡・ヘブライ書

田川建三の新約訳註シリーズ。全7巻8冊のうち(第2巻はルカ福音書と使徒行伝で上下に別れている)、これで7冊が刊行された。最後のヨハネ黙示録は来年12月に出る予定。
▼収められているのはヤコブ以下の書簡とヘブライ書。ヘブライ書はともかく、公同書簡を精読する人って、キリスト教徒でもあまりいないんじゃないか。特にヤコブ書なんかは、ルターによって藁の書とまで貶められている。だが、田川はこれは必読の書だと強く主張する。その最重要点はパウロ批判ではない。ローマ帝政下の古代資本主義の構造に対する批判こそ、ヤコブ書の一貫した基本主題であると。


▼今さっき、短編小説の集いの出品作品を全部読み終えた。ふう。しんどい。
梶井基次郎おそるべしだった。桜の木の下の死体の話がやけに多い。後は当然ながら花見と卒業にともなう別れの変奏曲、桜の精みたいなのとの恋など。
▼小説ってちゃんと読まれてるんだろうか。私がつまらないものを書いてるせいかもしれないが、手ごたえは全くない。題詠とか短歌関連の記事をアップした時のアクセス数に比較すると、小説はなんとも微々たるもの。
▼もっとも、読まれたら読まれたで人格を疑われてしまうわけだが。今回多少とも性描写をしていたのは私を含めて3人かな。一番のエロではなかったけど。

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