本の覚書

本と語学のはなし

3月29日(日)

 もう1年半くらい手帳なしで済ませている。仕事のシフト表が予定のほぼ全てだし、そこに読了本のタイトルだけメモしたり、散髪したとか自転車を修理したとかいう私にとっては超弩級にビッグなイベントを書き込むだけで用は足りる。
 だけど、小説を書いていくには日々の記録がかなり重要なんじゃないかと思う。それはその日起きたことだったり、思ったことだったり、思い出したことだったり、思いついたことだったりするわけだが、そうしたことの大半はブログに書くにはごく些細なことであったり、断片的であったり、まだはっきり形にもならないものだったり、反社会的であったり、非社会的であったりするものだし、それを一度見れる形に昇華してしまっては後に小説の素材として使えるものか心もとない。
 手帳がいいのか、ノートに自由に書くのがいいのか、ブログの下書きと同じワード文書中に非公開の日記を書き連ねるのがいいのか、非公開用の別の文書を作成するのがいいのか、迷う。
 面倒くさがりなので、手帳は長続きしない気がする。シフト表を転記するのが面倒だ。非公開用文書をわざわざ作るのも面倒だ。すると、手書きならノートに、ワードならブログの下書き文書の中に、非公開の日記を書くことになる。後者の場合、例えばこんな感じになるだろう。

3月29日(日)
■購入3-4 歌とガリラヤ人  ←公開用

 『短歌パラダイス』はプロの歌人たちが旅館に泊り、歌合で優劣を競うという趣向。批評合戦がなかなか面白いらしい。


■日記  ←非公開用
 もう1年半くらい手帳なしで済ませている。


 こんなこともわざわざ公開で書くようなことでもなかった。どちらにするかしないのか、結果を報告することもないだろう。


 今度から書くことがない時は、外国語の話でも書いておこう。なんだか、「ダダンボヨヨンおのののか」とかしか考えてないのかしら、と思われてそうで。それはそれで構わないんだけど。どうやら黛英里佳のおかげで昨日からアクセス数がずいぶん増えているようだし。