本の覚書

本と語学のはなし

3月27日(金)

 先ほど「のべらっくす」出品作品『マドレーヌのように』をアップした。
 マドレーヌはお菓子のことではない。あれはお菓子を考案した人の名前からつけられたのだけど、その人の名前は大昔のイエスの時代のある女性に由来している。娼婦と言い伝えられているマグダラのマリア、あるいはマリア・マグダレーナである。ラテン語のマグダレーナがフランス語になるとマドレーヌへと変化する。作品タイトルのマドレーヌは本家のマリア・マグダレーナのことだ。
 で、わざわざマドレーヌという形を選んだのは、フランス語の慣用句に「マドレーヌのように泣く」(pleurer comme une Madeleine)というのがあるから。「さめざめと泣く」ことを言うらしい。『アメリ』に出てくるアパルトマンの女管理人もマドレーヌのように泣いていた。
 この作品のどこまでが虚構でどこまで事実であるかは秘密。したがって、これ以上振り返りもしない。
 次回は童話みたいなのを書いてみたいが、書けるのか?


 これから夜勤。こういう生活をしていると、日記って書きにくくて仕方ない。普通の人と同じ1日を単位として生きているのではなく、1か月を20等分くらいにしてゆったり過ごしている感覚。
 じゃあ高校時代とか大学時代とか、手書きもしくはワープロで日記を書いてた頃、ちゃんとその日の出来事や行動を記述していたのかというと、そんなことは全くなくて、大半は心象風景のスケッチであった気がする。もともと公開用の日記には不向きな人間なのだろう。

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