本の覚書

本と語学のはなし

購入1-5 クルアーン

▼『日亜対訳クルアーン』(作品社)の原文はかなり文字が細かく、これをメインで読むのは辛そうである。
▼今回買ったクルアーンは、1ページが3つの縦の欄に分割されており、右から順にアラビア語の原文、そのローマ字表記、英語訳が並んでいる。作品社のより文字は大きいが、やや詰めて書かれている感じ。
▼素人にとって有り難いのは、アラビア語本文のローマ字表記(transliteration)である。何が書いてあるかさっぱり分からないという事態は避けられそうだ。
▼英訳はインドのムスリムAbdullah Yusuf Aliのもの。代表的な英訳の1つのようだ。この本には載っていないけど、彼の注釈もまた有名なようで、日本ムスリム協会の三田了一訳の詳注はほとんどそれを訳したものらしい。どちらも現物を見たことがないので、そうらしいという話でしかないが。


▼もう一冊、アラビア語の本文だけがゆったりと大きく書かれたものがほしい。