本の覚書

本と語学のはなし

購入1-2 さらにアラビア語

読める書けるアラビア文字練習プリント

読める書けるアラビア文字練習プリント

アラビア語は(ヘブライ語もそうだが)文字のせいで実際以上に難しく見えてしまう。だが、文字さえマスターすれば、他の言語に比べて極端に複雑ということはない(はず)。
アラビア文字が面倒なのは、文字と文字を繋げて書くために、各文字の独立形の他に、語頭、語中、語末の形を覚えなくてはならないこと。最初の内は、どこにどの文字があり、どれがつなぎの線だか見分けがつかない。
▼しかし、デーヴァナーガリー文字の複雑さに較べたら、アラビア文字なんて決して難しいとは言えない。デーヴァナーガリー文字は結合文字も異常に多いし、単語の分かち書きをしないから、下手をすると一つの文章が全部ひとつながりの塊で書かれる。しかも、単語の連結は連声という音の変化をもたらすので、慣れないとどこに切れ目があるのか容易に判断できない。
▼かくいう我々は漢字の国の人である。漢字文化圏ではない人たちが日本語や中国語を学ぶ苦労を思えば、アラビア文字ヘブライ文字デーヴァナーガリー文字さえも、むしろその易しさに感謝するべきだろう。


▼日本語って平仮名、片仮名、漢字の3種類の文字がある上、漢字は本家の中国ほど簡略化されてないし(台湾、香港、マカオなどは繁字体を使ってるようだけど)、読み方は複数あるし、音読みにしたところで中国語とも韓国語(ハングルを使うので分かりにくくはなっているが、日本語以上に漢語の影響を受けている)とも微妙にあるいは大きく異なっているし、神奈川は「が」と濁って荒川は「か」と濁らないなんてどういう法則に従ってるのか訳分からないし、外国人には取っ付きにくい言葉だろう。


アラビア語文法ハンドブック

アラビア語文法ハンドブック

▼『アラビア語の入門』が終わったらどの教材を使うべきか迷った。というのも、定評あるらしい続編の『ステップアップ アラビア語の入門』が入手困難なのだ。
▼セム語の勉強は初めてではないし、後から参照することを考えれば、漸進的な本より体系的なものの方がいいだろうと思い、『アラビア語文法ハンドブック』を用いることにした。必要な知識はだいたい網羅されているようだ。
クルアーン用の文法書も注文してあるが、とりあえずこれが終わったらクルアーンの原典講読に挑戦してみたい。


Arabic English Dictionary of Modern Written Arabic

Arabic English Dictionary of Modern Written Arabic

アラビア語を学ぶ人は誰でもが買う辞書らしい。だが非常に不親切な辞書でもあるようだ。世界21か国で使われ、国連公用語にもなっている言語ではあるけど、学習のための整備はまだ発展途上なのかもしれない。
▼古典から現代までカバーしているらしいので、たぶんクルアーンもこれで読めるのだろうけど、一応クルアーン用の辞書も注文してある。

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