本の覚書

本と語学のはなし

振り返る2月

振り返る2月

やや忙しい

 突然同僚が退職したので、シフトがきつめ。新しい人は入ったが、研修を終えるまで1か月くらいこの状況が続く。
 奇跡的に、今シーズンは雪によって自転車通勤を妨げられることがほとんどない。雪かきの必要も大してない。これで大分助かってはいる。

あんか

 沢山着込んで毛布を数枚重ねても睡眠時に体を冷やすことが多いので、あんかを購入した。子供の頃に使ったのとは違い、軽くてフニャフニャしている。胸に乗っけて、上半身を寒気から守る。じんわりした程よい温かさ。救世主になった。
 本を読むときにも腿の上に置いている。

ヘブライ語聖書

 ヘブライ語文法を終了。見た目ほど難しい言葉ではないかもしれないが、独学には不向きである。最初はいつ放棄してもよいと思っていた。よく辛抱したものだ。久し振りに高校生の時の気分に戻ることができた。
 ヘブライ語聖書を開始。1日1章が目標。だが、とりあえずは新約聖書学を学ぶために必要な最低限の語学力を養うこと。

ギリシア語聖書

 ヘブライ語文法を優先させていたため、ギリシア語聖書はほとんど進まない。
 1日2章が目標。しかし、最初は量を読むよりも、数種類の翻訳や注釈をじっくり読んで、新約聖書学の基礎を身につけるのが肝心である。

日本語訳聖書

 原典ではまだ全体を見渡すのに適切なスピードで読みこなせない。フランシスコ会訳を継続する。どの程度のペースにするか今も揺れいている。

古文、英文、仏文

 読んでいるのは『雨月物語』と『チャタレイ夫人』と『赤と黒』。スタンダールは先が長い。他の2つは来月中の読了を目指す。
 なかなか全てを思うようにこなすことができない。取捨選択を断行するべきか。

和書

 新約聖書学と教会史に力を入れたいのだけど、寒さと過密気味の勤務のせいで、先月に引き続き停滞。本もほとんど買わなかった。
 シフトがきついのは来月も変わりないが、気温は少し緩むだろうし、ヘブライ語文法も終えたことだし、そろそろ復活したい。

職場の読書

 『コーラン』を読了。
 漢詩歴史小説から方向転換し、和歌と聖書を読むことにした。
 和歌は角川文庫の『古今和歌集』。仮名序、真名序、解説を終えて、春歌上に入ったところ。訳注つきなので辞書がなくても安心だ。
 聖書はキンドル版の『口語訳聖書』。キンドルは年寄りにはタブレット端末やスマホと区別がつかないので、遊んでいるような印象を与えかねない。紙に切り替えるべきか。職場の読書であるし、学究的な読み方はできない。スピード重視である。いずれ家での日本語訳聖書の講読と統合するかもしれない。
 富田正樹の『聖書資料集』(日本キリスト教団出版局)から地図や系図など必要なところを縮小コピーし、テープのりと製本テープを使って小冊子を作製した。あまり参照はしないかもしれないが。