本の覚書

本と語学のはなし

振り返る12月

▼まだ12月というのに、2回も雪下ろしをしてしまった。
▼1回目はめいっぱい積もる前に。結果的には必要なかったかもしれないが、早目に対応する習慣の第一歩として、まあよしとする。
▼2回目は大屋根から下屋根に絶えず雪が落ちるので、その処理のために。実質的にはほぼ大屋根の雪下ろしをしたようなものである。


▼手帳もカレンダーも買わない。
▼来年も勤務表にわずかな書き込みをしたものが手帳代わり。
▼卓上カレンダーがあれば嬉しいのだが、今年は保険会社から貰わなかった。


▼ファンヒーターを点けると部屋の空気が汚れる。その影響か知らないが、毎年シーズン初めには、頭がぼんやりしたり、眠くなってしまう。
▼もちろん雪のために生活のリズムが変わり、雪かきや雪下ろしで体力を奪われ、寒さのために睡眠の質が悪くなっているせいもある。あるいは単に寒気のために気力が殺がれているせいもある。昔は学習の大敵は夏の蒸し暑さだと思っていたが、歳を取るにつれて冬のあらゆる表象が余りに親しくタナトスの手を握り締める。
▼しかし、もろもろ捗らないのには、もっと明瞭な原因がある。やることが多すぎるのだ。来年の学習方法を考えながら、試行錯誤が始まった。


ヘブライ語の復習を始める。今回使うのは、現代語中心のテキスト。
▼職場では、いよいよフラウィウス・ヨセフスの『ユダヤ古代誌』を読み始める。


▼月末になって母が入院する。命に関わるようなものではないし、午後は数時間自力で帰宅し、買物やら家事やらもしている。
▼しかし、いろいろ考えなくてはならない。考えてもどうにもならないことの方が多いけど。

12月に読んだ本