6月に読んだ本
(1) キリスト教神学入門/A. E. マクグラス
(2) ベンヤミン「複製技術時代の芸術作品」精読/多木浩二
(3) 図説ギリシア語聖書の写本/B. M. メッツガー
(4) マルティン・ルター/徳善義和
(5) 本の歴史/ブリュノ・ブラセル
(6) 本ができるまで/岩波書店編集部編
振り返る6月
今に始まったことではないが、生活の記録をほとんど書かなくなった。退屈な仕事と退屈な人間関係。プライベートでは本を買うか、読むかしかしない。書くべきこともなければ、書きたいこともない。このままではますます馬鹿が進行してしまう。
案外ストレスのある生活の方が生産的であり得るのかもしれない。ところが、さらにストレスを減らすべく、職場ではある人と積極的に会話することをやめてしまった。最近寝てばかりいるのも、ますますストレス耐性が失われつつあるせいなのだろうか。
家での活動はほとんど何事もはかどっていない。殊に語学の怠けっぷりはひどい。
まあ、ラテン語やドイツ語なんて忘れないためだけに触れているようなもんだから、やめてしまう方がいいのかもしれない。その代り古文を復活させれば、よほど楽しい気はする。
と、そのように書くとそのような方向に直ぐに行ってしまいがちなので、気を付けなくてはならないのだが。
(1) ヘブライ語
旧約聖書。5節くらいは読まなくては。
(2) ギリシア語
新約聖書。付随するあれやこれやもあるけど、1日1章読めるはず。
(3) ラテン語
アウグスティヌスは休止し、聖書原典講読の友としてウルガタ訳を参照する。
(4) ドイツ語
タイセン。神学を学ぶのに最重要の言語かも知れないが、学者じゃないんだしとも思う。
(5) フランス語
相変わらずスタンダール。文学だけでよい。あとエルサレム聖書。
(6) 英語
ブローティガン。文学は英国中心にしよう。神学にも挑戦しよう。あとNABRE。
(7) 和書1
使徒教父文書。今後は聖書(岩波、田川)、外典・偽典、グノーシス文書、死海文書。
(8) 和書2
スピノザ。今後はマルクスやベンヤミンも。
(9) 和書3
田川建三『書物としての新約聖書』。厚いので、適当に他の本を挟む。
聖書学、キリスト教思想、哲学・文学の3分野に分類し、原則ローテーションで。
職場では、時々和歌を読むこともあるが、たいていは専ら新共同訳聖書。たまに新書を携帯するといいんじゃないだろうか。