『カトリックの祈り』。学生時代に買った旧版を今でも持っているが、アヴェ・マリアの祈りが新しくなったので買い直す。他に変更されていたのは、口語の主の祈り。ロザリオの祈りには、光の神秘が加わった。イエスの洗礼から最後の晩餐までを黙想するものである。これまで誕生と死と復活のみに焦点を当ててきたというのは、たしかにカトリック的ではあるのかもしれない。
主の祈り、アヴェ・マリアの祈り、栄唱は口語と文語が併記されている。私が学生の頃は文語が主流だった。ミサでも主の祈りは文語が用いられていた。しかし、 先日購入したロザリオの祈りのCDはすべて口語になっていたし、たぶん現在はミサでも文語の使用は控えているのではないだろうか。私も今は口語に何の抵抗もない。
この本の便利なところは、日々の祈りに続いて、ミサの式次第、ゆるしの秘跡、ロザリオの祈り、十字架の道行まで載っていること。これ一冊で大概間に合う。
その後に歴史遺産的な文語の祈りがたくさん集められている。今ではあくまでも参考用、鑑賞用だろうと思う。
Biblical Greek (Zondervan Get an A! Study Guides)
- 作者:Mounce, William D.
- 発売日: 2005/07/01
- メディア: パンフレット
New Testament Greek Syntax (Zondervan Get an A! Study Guides)
- 作者:Wallace, Daniel B.
- 発売日: 2009/10/01
- メディア: ペーパーバック
William D. Mounce『Biblical Greek (Zondervan Get an A! Study Guides)』とDaniel B. Wallace『New Testament Greek Syntax (Zondervan Get an A! Study Guides)』。聖書ギリシア語の変化表とシンタックスをラミネートして、いつでも手軽に参照できるようにしたもの。以前ヘブライ語版を買ったことがある。ギリシア語では必要ないが、念のため。
職場でキンドルを使い始めた。口語訳で「マタイによる福音書」と「創世記」を読む。細かいことは気にせずひたすら前に進むことだけを考えるなら、十分使える。つまり私の職場の読書向きではある。
読む順番を工夫しても、キンドルで実行するのは面倒くさいので、配列された通りに最初から最後まで読み進める。