秋山虔・室伏信助編『
源氏物語必携事典』。以前、
秋山虔・小町谷照彦編『
源氏物語図典』を買った。これは『源氏』に限らず王朝文学全般を読むための、いわゆる古文常識の詳細な事典であった。『必携事典』の方はもっと『源氏』に特化した構成になっている。
系図や各巻梗概(
角川書店の本なので、角川文庫版に準拠している。ただし巻末には主要注釈書とのページ対照表が載っている)、年立などはもちろん、作中和歌や主要人物の各巻における呼称なんかも一覧になっていて便利だ。だが、一番の目当ては作中人物事典である。
前野直彬編『中国
文学史』。文庫本になっている
漢詩漢文しか読まないのだけど。
William L. Holladay『A Concise Hebrew and Aramaic Lexicon of the Old Testament』。英語のような例外はあるが、大概の言語は辞書を引くのも難しい。使いこなせるようになれば、もう入門は終えたと言ってもよい。入門書を読みながらも、辞書を引く真似ごとをして、少しずつ手に馴染ませたい。
ヘブライ語の辞書は、恐らくあと一二冊買うことになると思う。
『創世記Ⅰ(1~25章)
ヘブライ語聖書朗読CDシリーズ』。二枚組。ミルトスの
ヘブライ語聖書対訳シリーズのCDとして発売されたものである。テキストの方は数日の内に上下巻二冊届く予定。CDの後半(26~50章)を購入するか否かは未定。聖書の
ヘブライ語朗読はネットでも自由に聞くことができる。