本の覚書

本と語学のはなし

振り返る1月


 1月に読んだ本。
(1) 坂の上の雲(一)/司馬遼太郎http://d.hatena.ne.jp/k_sampo/20130103/p1
(2) 新潮日本文学アルバム 森鷗外http://d.hatena.ne.jp/k_sampo/20130111/p1
(3) 坂の上の雲(二)/司馬遼太郎http://d.hatena.ne.jp/k_sampo/20130114/p1
(4) 良寛 人と思想149/山崎昇:http://d.hatena.ne.jp/k_sampo/20130115/p1
(5) 坂の上の雲(三)/司馬遼太郎http://d.hatena.ne.jp/k_sampo/20130120/p1
(6) 小説作法ABC/島田雅彦http://d.hatena.ne.jp/k_sampo/20130122/p1
(7) 米百俵山本有三http://d.hatena.ne.jp/k_sampo/20130124/p1
(8) 2週間で小説を書く!/清水良典:http://d.hatena.ne.jp/k_sampo/20130126/p1
(9) 小説を書きたい人の本/清原康正http://d.hatena.ne.jp/k_sampo/20130128/p1
(10) 坂の上の雲(四)/司馬遼太郎http://d.hatena.ne.jp/k_sampo/20130130/p1


 小説を書いてみたくなった。書いてどうしようというつもりもない。しかし、小説でなければ表現できないものがある。それを自らの内に抉り出し、あるいは虚空に掴み取り、自分のためだけにも書きつけておかなくてはならないような気がしてきたのである。
 問題は、何かを犠牲にしない限り、書く時間を取れないこと。英語やフランス語を捨てられるか。古文や鷗外を切ることができるか。あるいは短篇を専門にするか。詩や短歌や俳句に可能性はあるのか。考えてみなくてはならない。ただし書きながら考えるべき。


 今思うと、歴史小説、買いすぎた。職場の読書が歴史だけでいいのか。詩や短歌を繰り返し読む場であってもいいんじゃないか。再検討を要する。


 新年の抱負*1中、ドイツ語の読解については削除する。鷗外の翻訳を考える上で必要な場合にのみ使えばよい。英語とフランス語はやっと復活の兆しが見え始めた。


 先月は刀削麺のような雪が降り注いだこともあったが、その後は落ち着いた。今シーズンはまだ雪下ろしをしていない。雪かきすらあまりしない。駅までなら今でも自転車で行く。消雪パイプのある生活道路をうまく縫って行けば、車に轢かれる危険も、自転車を降りて押す面倒もほとんどない。もちろん今の時期、自転車に乗るのは、雪国といえども異端と言っていいほど少数派である。


 部屋では厚着をしてネックウォーマーをつけ帽子をかぶり、時には手袋まで装着し、暖房は電気の小さなヒーターひとつで済ましている。灯油のもあるが、すぐに気分が悪くなるから、極力使わない。換気不足によるせいか(それだけではないと思うが)、頭が冴えず、やたらに寝てばかりいる。