本の覚書

本と語学のはなし

世界の歴史1 古代文明の発見/貝塚茂樹ほか


 二か月前に買った中公文庫の歴史シリーズ*1。ずいぶん茶色く変色している。あまり放置し続けると、手に取る気も失せてしまいそうだ。職場で開くには向いていないかもしれないけれど、学習参考書と訣別するためにも、早いとこ読み始めることにした。
 考古学の話は今となっては古めかしいけど、あまり興味のない分野なのでそれはいい。問題は中国に偏りすぎていること。この本のメインの執筆者が貝塚茂樹ということもあって、北京原人から後漢の滅亡に至るまで、最初の三百ページほどが中国史の記述に割かれている。面白いことは面白い。司馬遼太郎の『項羽と劉邦』と吉川英治の『三国志』を危うく注文するところだった。しかし、エジプトもオリエントも物足りない。インダス文明なんて十ページしか扱われない。バランスが悪すぎるのだ。


 日本の歴史も含めるとけっこうな冊数になるけど、最後まで読み通す自信はない。

世界の歴史〈1〉古代文明の発見 (中公文庫 H 3)

世界の歴史〈1〉古代文明の発見 (中公文庫 H 3)

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