本の覚書

本と語学のはなし

『竜馬がゆく(六)』


司馬遼太郎竜馬がゆく(六)』(文春文庫)
 薩長同盟締結のために奔走し、事が成った直後寺田屋で襲撃され、その時に受けた傷の療養も兼ねて、おりょう霧島山のふもと塩浸(しおひたし)温泉へ行き(日本初の新婚旅行とも言われる)、第二次長州征討では長州方につき海軍を率いてよく戦った。ようやく幕府の威光も地に堕ちようとしている。この年、慶応二年(1866年)であり、大政奉還まではあと一年、竜馬の命もあと一年である。


 あと二冊。司馬遼太郎はまだまだ読むことになりそうだ。

新装版 竜馬がゆく (6) (文春文庫)

新装版 竜馬がゆく (6) (文春文庫)