本の覚書

本と語学のはなし

『誰がために鐘は鳴る』


ヘミングウェイ誰がために鐘は鳴る』上・下(大久保康雄訳、新潮文庫
 スペイン内戦が舞台。実際にヘミングウェイがこの戦争に人民政府軍の義勇兵として加わったことは、歴史の教科書にも書いてある。共和主義者による凄惨な殺戮について、ピラールが長々と語る場面が印象的だった。
 あれこれ手を出すのは無理な状況なので、今後は英仏の原典講読に力を入れていく。