本の覚書

本と語学のはなし

刺激


 中途半端な時期だが、クラス授業も受け持っていたパート塾講師が、今月いっぱいで辞めることになった。
 私は2学期で辞めようと考えていた。雪が降ると通勤が困難になる。車は2月に廃車*1にしてしまった。帰宅の途につく1時間半前には終バスが出発する。雪道は歩きにくい。夏に痛めた左足の裏*2が一向に良くはならず、中指の付け根から1センチほどのところをなるべく地につけないようにしている。無理をして長時間歩くと、別の個所を痛めることになりそうだ。
 経済的に見ても割に合わない仕事だし、講師業で正社員を目指すのに必要な資質はほとんど欠いている。教えることも、生徒たちのことも、本当に好きであるとは言えそうにない。車を購入してまで続ける理由はない。
 しかし、先を越されてしまった。これで辞めづらくなった、という気持ちが半分。塾にとって体裁の悪い学期途中での講師交代を認めるくらいなのだから、2学期終了とともに辞めるのに何の不都合があるだろうか、という気持ちが半分。
 昨日、冬期講習以降の勤務希望の案内を受け取った。これを提出するまでに決断をしなくてはいけない。