本の覚書

本と語学のはなし

『タンタンとピカロたち』


●エルジェ『タンタンとピカロたち』(川口恵子訳、福音館書店
 さっそくタンタンの残り2冊を借りてきた。完成した最後の作品『ピカロたち』にはこれまでの登場人物が様々出てくるのだけど、もうだいぶ忘れてしまっている。
 タンタンは南米サン・テオドロス共和国という軍事独裁政権の転覆を図るアルサカル将軍を助け、無血革命を成功させる。首都に向かう将軍は、バスの中、同志たちにこう話しかける。「明日の午後にはタピオカポリス(現政権のタピオカ将軍にちなみ名づけられている)…じきアルサカロポリスに改名するけど…に到着する。明日はカーニバル初日だから街に入る前に念入りに作戦を練ろう!」同志たちの資質を見ても、革命後に夢があるとは思えないのだが。

タンタンとピカロたち (タンタンの冒険)

タンタンとピカロたち (タンタンの冒険)

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