本の覚書

本と語学のはなし

近況


 過去の本の覚書を終えたので、その間のことを簡単にメモ。


 塾の夏期講習は、高校1年の部を無事終えた後、高校2年の部に突入。大半の2年生が〈too 〜to 〜〉の構文すら知らないことに改めてショックを受ける。
 授業のやり方を根本的に変えるべきだろう。文法事項を板書し、説明し、書写させたって、何1つ記憶しないのだから、基本文をひたすら暗唱させる方がよほどよい。
 1年生と2年生がほとんど同じことを学ぶカリキュラムも考えものだ。もっと長期的な視点に立ってシステマティックに構築し直すべきだろう。
 来週あと2日行けば、高校生の授業は終わり。2学期からは中学生に専念する予定だ。気分は楽になる。


 学校の方では短期集中の作文講座を行う。添削するだけでなく、全文を書き直したバージョンを作ってあげたりしたら、思いの外大変だった。
 お盆はスクーリングの資料作りに費やされることになりそうだ。


 今週は忙しくて本は読めなかった。今後本はどう読んでいくべきだろうか。
 とりあえず今年度のことを考えると、中心はフランス文学と英米文学の原典講読。その他の言語で読むのは気が向いたときだけ。日本語(翻訳を含む)で読みたいものがあるときは、英仏の原典講読を中断する。
 タイムは持ち歩いて空き時間に外で(市民センターの学習室など)読む。
 歴史の参考書は(学校で世界史と日本史も教えているわけだし)少量ずつ読む。聖書と道元全集も毎日少しずつと言いたいところだけど、多分無理だろう。