本の覚書

本と語学のはなし

高校時代の本の覚書(3)


 英語以外の言語を学び始めたのは2年生の後半から。最初はドイツ語だが、カセットとセットになっているという理由だけで購入したテキストに思い入れはないし、数年前の大がかりな本の整理の際に捨てたらしくて正確なタイトルも分からないので、紹介はできない。この時から、およそ10年にわたる英語嫌いがスタートする。


■朝倉季雄『朝倉初級フランス語』
 コンパクトに過不足なくフランス語の要点を詰め込んだ優れた入門書。何年か前に懐かしさのあまり古本で再購入した。今は『新フランス文法事典』を使っている。朝倉は私にとって、フランス語学習のアルファでありオメガである。
朝倉初級フランス語 (<テキスト>) 新フランス文法事典


■土井寛之『つかいやすいフランス語動詞活用表』
 画期的な動詞活用表。自分で色をつけてさらに見やすくし、学校の授業中に一生懸命紙に書いて覚えていた。大学入学後、フランス語を選択した高校時代の友人に薦めたら、大変に喜ばれた。もちろん、今では多色刷りのもっといいものが出ている(窪川英水『フランス語動詞活用ハンドブック』とか)。
フランス語動詞活用表―つかいやすい フランス語動詞活用ハンドブック


■村松正俊『ラテン語四週間』
■古川晴風『ギリシヤ語四週間』
 大学書林の本は高いので、『ラテン語四週間』は今月の小遣いで、『ギリシヤ語四週間』は翌月の小遣いで、と分けて買うつもりでいた。ところが『ラテン語四週間』を手にしてしまうともう我慢できなくなり、一日悶々とした後、翌日学校が終わると同時に本屋に向かい、『ギリシヤ語四週間』を買い求めてしまった。ラテン語とギリシア語を始めた時の有頂天な気分といったら、私の人生の中で他に比較するものがないかもしれない。
ラテン語四週間 ギリシヤ語四週間

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