■チェーホフ『桜の園・三人姉妹』『かもめ・ワーニャ伯父さん』
すごく好きだった割にその後全く読み返していないので、ただチェーホフの戯曲に夢中になったという記憶だけが残っている。しかし、どんな作品か覚えてはいないけれど、中学生の私が好きになるのは当然だろうという気はする。
■シェークスピア『リア王』ほか
福田恒存訳のシェークスピアを読むたび、熱に浮かされたように戯曲調の台詞を口走っていた。学芸会で『リア王』をやったとき、私は脚本の翻案を担当した。学芸会でやるべきものではなかった。
- 作者:ウィリアム シェイクスピア
- 発売日: 1967/11/28
- メディア: 文庫
- 作者:ウィリアム シェイクスピア
- 発売日: 1967/09/27
- メディア: 文庫
- 作者:シェイクスピア
- 発売日: 1969/09/02
- メディア: 文庫
- 作者:シェイクスピア
- 発売日: 1951/08/01
- メディア: 文庫
■ドストエフスキー『賭博者』
憑かれたように読んだ(もしかしたら、読んだのは高校に入ってからかも)。恐らく私にも同じ傾向が潜んでいるのだろう。『罪と罰』や『白痴』も好きではあったが、当時は長編の楽しみをまだ本当には知らなかった。
- 作者:ドストエフスキー
- 発売日: 1979/02/22
- メディア: 文庫
■デカルト『哲学原理』
やがて絶対的真理というものがあると信じて、それに到達したいと考えるようになった。方法的懐疑に共感し、コギトまでは理解する。その後神が持ち出されてくるあたりから、分からなくなってくる。
- 作者:デカルト
- メディア: 文庫