本の覚書

本と語学のはなし

購入


★フォークナー『アブサロム、アブサロム!(上)』(高橋正雄訳、講談社文芸文庫
LE MONDE diplomatique, Mai 2010


 本のまとめ買いはしないようにする。分冊のものも1冊ずつ。ディプロの送料対策ということもあるけど、これ以上積読を増やさないというのが一番の目的だ。
 次に予定している『ユリシーズ』や『失われた時を求めて』なんかは、全巻揃えてしまってからでは通読の勇気を振り絞ることも難しくなる。入手する都度、読んでしまいたい。1年半くらいの行程になるので、途中でどうなるか分からないけど。


 直ぐに変更してしまうかもしれない今後の読書の予定を書いておくと、メルヴィル、ガルシア=マルケス、フォークナーまでは翻訳ものに力を入れる。その後は、英仏の原典講読を中心に引き戻す。翻訳ものは短編や月に1冊ずつ購入するジョイス、プルーストを細々と。どうしても直ぐに読みたいものがある時だけ原則を破り、買うなり借りるなりして(再読するだろうという文庫以外は買わない)集中的に読む。日本文学は当面読まない(漱石、鴎外、賢治だけ時々読むかも)。