本の覚書

本と語学のはなし

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トマス・ピンチョン『競売ナンバー49の叫び』(志村正雄訳、ちくま文庫
LE MONDE diplomatique, Avril 2010


 この前読んだ池澤夏樹の『世界文学を読みほどく』(新潮選書)で紹介されていた作品は、半分くらいしかもっていなかった。少しずつ集めていく。『競売』はちょうどよく文庫になったところ。ピンチョンの中では比較的読みやすいらしいし、原文にするかどうかはともかく、いずれ挑戦してみよう。
 ディプロは他の本と組み合わせて送料を浮かせると、年間10,080円で入手可能である(1部840円)。単独で購入しても、送料3,600円(1回300円)をプラスするだけだ。ところが海外新聞普及株式会社に定期購読を頼むと、34,650円もかかる。どうしてこんなことになっているのだろう。


 ネット通販は便利でありがたいのだけど、この程度の品物が大きな段ボールに入れられ配達されてくると、ちょっと罪悪感を覚える。