本の覚書

本と語学のはなし

『経営財務入門』


◎井出正介・高橋文郎『ビジネス・ゼミナール 経営財務入門 第4版』(日本経済新聞出版社
 今日は図書館で本を読んだり雑誌を見たりするだけで、本屋には行かなかった。バランスが重要である。
 図書館だと思い切って斜め読みできる。『経営財務入門』は分かりやすくて勉強になる。ファイナンス理論も、ブラック・ショールズの紹介を除き、中学数学の知識で十分理解できるように書かれている。これまでていねいに読んできた。だが、さすがに600ページ超は長すぎた。全く未知のことが書かれているわけでもないし、飽きてしまったし、最後の200ページは猛スピードで駆け抜けた。
 教訓。ぶ厚い教科書の通読は効率的な学習方法ではない。