本の覚書

本と語学のはなし

『馬場・高杉の合格! 数学Ⅱ・B』 〔54〕


●馬場敬之・高杉豊『馬場・高杉の合格! 数学Ⅱ・B』(マセマ)
 二度目なので読むだけ。最初はマジックのように見えた突飛な式の展開も、今はその伏線が見えるようになってきている。もういっぺん復習すれば完璧だろう。しかし、今のところはあくまで経済学を理解するための道具として学んでいるので、そこまで余裕はなさそうだ。
 塾の講師でもすることになれば、担当科目に関わらず、高校数学を網羅的に学んでみたい(最近、独自のメソッドで教育する塾を自分で開いてみようかと夢想することがある)。箱庭のような世界ではあるが、あるいはそれゆえにと言うべきだろうか、精神の安定のためには大変よろしい。
 私が好きなのは微分積分。一般的な傾向かもしれないが、図形はあまり好きではない。