本の覚書

本と語学のはなし

金融とか


★浦出善文『英語屋さんの虎ノ巻』(集英社新書) ★野口悠紀雄『世界経済危機 日本の罪と罰』(ダイヤモンド社) ★尾崎哲夫『国際商取引法入門』(自由国民社) ★『図解 貿易実務ハンドブック ベーシック版 第2版』(中央書院
★金森久雄ほか編『有斐閣経済辞典 第4版』(有斐閣) ★貝塚啓明ほか編『国際金融用語辞典』(銀行研修社) ★株式会社アイ・エスエス編『英和和英金融・証券・保険用語辞典 第3版』(WAVE出版) ★株式会社アイ・エスエス編『英和和英法律・会計・税務用語辞典 新版』(WAVE出版) ★ベティ・カークパトリック『英語クリーシェ辞典 もんきり型表現集』(柴田元幸監訳,研究社) ★小内一『究極版 逆引き頭引き日本語辞典』(講談社+α文庫) ★海野文男・海野和子編『ビジネス技術実用英語大辞典』(日外アソシエーツ


 金融関係の辞書は、仕事を始める前にもう2、3冊は購入しておきたい。
 『クリーシェ辞典』は拾い読みしても面白そう。「for better or worse」は英国国教会祈祷書にある結婚の誓いの言葉からの引用だそうで、しかもわずかに形が変化している。正しくは「for better for worse, for richer for poorer, in sickness and in health」(良い時も悪い時も、富める時も貧しい時も、病める時も健やかなる時も)。意外な発見だ。
 『逆引き頭引き日本語辞典』は日本語版コロケーション辞典のようなもの。動詞を引くとそれに続く名詞の候補が並び、名詞を引くとそれに先立つ動詞の候補が並ぶ。例えば「開陳する」という動詞を見ると、「一物。論議。真意。政治談。批評」と出てくる。「市民」という名詞をみると、「圧制する。安心させる。陥れる。驚かす。殺す。パニック状態に陥れる…(以下略)」などと出てくる。きっと便利に違いない。
 「うんのさんの辞書」は翻訳者の間では有名な辞書だが、私は初体験。まだインストールしたばかりで、その良さを実感するところまで行ってない。

有斐閣経済辞典

有斐閣経済辞典

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国際金融用語辞典

国際金融用語辞典

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英和・和英 法律・会計・税務用語辞典

英和・和英 法律・会計・税務用語辞典

  • 発売日: 1999/03/01
  • メディア: 単行本