本の覚書

本と語学のはなし

水泳


 金曜日の夕方から土曜日の朝方にかけて、半年に一度くらい集まる病院時代のメンバーと麻雀をする。私はこの機会にしかやらないので、未だに点数計算もできないし、正確にはよく分からない役もあったりする。だから大概負けるのだけど、以前ほど極端な負けはなくなった。
 家に戻ってからは体調を崩してずっと寝込む。耳の裏の付け根付近がずきずき痛む。数年前に何度かこれで病院に行き、点滴を打ってもらっているのだが、今回は寝ている内に何とか治ったようだ。
 今日も体調は今一つ。しかし、冬場の運動に水泳はどうかと思って、プールに行ってみた。これからの季節、吹雪の中を図書館まで歩くよりは、優雅に温水プールで泳いだり歩いたりする方がよさそうだ。定期券を購入すればそんなに高い金額ではない。*1帰宅すると、また頭痛(耳の裏の付け根付近の痛みではない)がぶり返す。プールを試すのは今日じゃなくてもよかった。


 雪国の図書館は、冬場に歩いてくる人などいないと想定しているのだろうか。吹雪の中を歩くには上下とも防寒具を着込む必要があるけど、図書館にはそれを脱ぐ場所もないし、預けるクロークもない。万が一歩いて行った場合には、全身濡れたまま図書館の中に入るか、入口付近で人目も気にせずやおら防寒具を脱ぎ始め、それを持参した巨大な袋に詰め、何もなかったかのようにさっぱりした顔を繕って闊歩するしかない。

*1:1回400円だが、定期券を購入すると3カ月4,800円、6カ月8,000円、1年13,000円とお得になる。