本の覚書

本と語学のはなし

数学


★馬場敬之・高杉豊『元気が出る数学Ⅰ・A』(マセマ)
★馬場敬之・久池井茂『元気が出る数学Ⅱ』(マセマ)
★馬場敬之・久池井茂『元気が出る数学B』(マセマ)
★馬場敬之・高杉豊『元気が出る数学Ⅲ・C』(マセマ)
★宮崎尊『宮崎の今すぐ書ける英作文 和文英訳編』(東進ブックス)
★浜田勝義『日商3級簿記最短集中ゼミ』(かんき出版)


 高校数学の基本だけでも押さえておきたくなって、やさしい参考書を購入してしまった。例えば等差数列の和の公式は、

 Sn = n(a1+an)÷ 2


であるが、これは通常以下のように説明される。

 Sn = a1+(a1+d)+(a1+2d)+ … +{a1+(n−1)d} …①
 Sn = an+(an−d)+(an−2d)+ … +{an−(n−1)d} …②
 ①+②より
 2Sn =(a1+an)+(a1+an)+ … +(a1+an
 ∴ Sn = n(a1+an)÷ 2


 『元気が出る』では、初項3、公差2、項数4の数列を持ち出して具体的に検討する。

 S4 = 3 + 5 + 7 + 9 …①
 これを逆にすると
 S4 = 9 + 7 + 5 + 3 …②
 ①+②より
 2S4 =(3+9)+(5+7)+(7+5)+(9+3)
 右辺の4つのカッコの中の合計は、全て初項と末項の合計に等しくなる
 S4 = 4(項数)×{3(初項)+9(末項)}÷2
 だから
 Sn = n(a1+an)÷ 2


 これでは証明にはなっていないかもしれないし、上の方がすっきりしているけど、年を取ってからの独学の手習いだから、このくらいやさしい方がいざという時にまごつかずに済みそうだ。


 参考書コーナーを見ていたら、英作文の本も衝動買い。構文を暗記するタイプのものではなくて、英訳しやすいように和文を書き換えようというコンセプトらしい。
 竹中平蔵が簿記3級の知識があれば経済が分かると言っていたので、試験は受けないけど簡単な簿記の本も入手してみた。


 やりたいことはいろいろあるのだが、ちょっと絞り込みながら時間の割り振りをもう一度考え直さなくてはいけない。


 それから、車はバッテリー交換だけで済んだ。