本の覚書

本と語学のはなし

とりとめのないこと


 昨日は期日前投票のために役所に行き、入口付近で仕事をしている同期のSさんを見かけた。あくびをしている。残業の多い職場だから、勢い日中の仕事が希薄化し非効率的になって集中力が続かない。そんな顔をしてた。帰ってからメールをしようかと思ったが、メル友になるわけにもいかないだろうから、それなら初めから何もしない方が良いと結論する。
 そこへ電話がかかってきたので、あくびを見咎める姿を目撃されたのかと思ったら、税金を取り立て時に差し押さえをしていた頃の先輩Mさんからだった。この人もかつての私と同じく支所に飛ばされて、すっかり嫌になってしまっているらしい。金曜日に一緒に飲むことになった。ちなみに、私は左遷を恨んで退職したわけではない。待遇を不満に思うだなんてめっそうもない。社会人としてそんなガッツはないのだ。でも、金曜日には話を合わせて本庁の悪口を言わなければいけないかもしれない。そういう下らないことからは足を洗ったつもりなのに。願わくは、Mさんと差しでないことを。しかし、電話の様子では他に誰か声をかけようという感じではなかった。強引にSさんを巻き込んでしまいたい衝動に駆られる。
 今日は「ディプロマティク」の10月号がなかなか届かないので、輸入元の会社にメールをしてみた。ホームページで検索しても、「ディプロマティク」が取扱銘柄のリストに入っていないようだったから、何かあったのではないかと心配したのだ。紀伊國屋でも暫く前からヨーロッパの定期刊行物が軒並み注文不能の状態になっている。しかし、回答によれば単に輸送の遅れということらしい。9月号は8月中に届いている。「エブドマデール」の時もよくあったが、ヨーロッパからの輸入というのはどうも当てにならない。