本の覚書

本と語学のはなし

PIGS


 欧州中央銀行政策金利の引き上げを決定し、市場調節金利を0.25%上げて4.25%とする、という記事が今朝の日経新聞の一面に載っていた。
 今日読んだ「ニューズウィーク」の記事は、欧州の金利が上がれば、EUの南北間でさらに格差が広がるというような内容。


 Now highter rates designed to slow inflation in hot economies like Germany could choke what little growth is left in the PIGS.


 PIGSとは、ポルトガル、イタリア、ギリシア、スペインの頭文字から作られた言葉。VISTAとかMEDUSAといった響きとはえらい違いだ。


 PIGS ――― Portugal, Italy, Greece and Spain ――― who earned their nickname by staying stuck as their nimbler competitors revived export and job growth by venturing abroad.


 ひどいね。ちなみに、この記事のタイトルは、「Why PIGS Can’t Fly」。まさに飛べない豚なのだ。


 本人はいないけど、兄の部屋は強制退去という措置が取られたそうで、荷物も業者に処分してもらえばいいと思うのだが、母が少しは持ち帰りたいと言うので、来週東京に行くことになった。
 時間があれば本屋に行ってフランス語の本を仕入れたい。墓参りはさすがに出来ないだろうか。今のところ、宿泊することまでは考えていない。


 続くかどうかは分からないが、高校の数学を少しずつ勉強してみることにした。
 高校一年生の頃はまだ理系に進む可能性を考えていたものの、文系に決めてからはほとんど数学を放棄した。公務員試験以降に数学マイブームが一二回到来して、昼休みに問題を解いていたことはあるが、それが終息してかなり経つ。結局、高校数学の全体は身に付いていない。
 経済数学が直感的に理解できればいいだけのことなのだけど。


 日記のタイトルを変更することにした。「三歩翻訳研究室」から仮の「移動祝祭日」や「浮雲」を経て、元の「本の覚書」に戻す。