本の覚書

本と語学のはなし

イエス

★ウォルター・ワンゲリン『小説「イエス」』(仲村明子訳,徳間書店


 これは『小説「聖書」新約篇』と一体何が違うのだろうか。多分ほとんど一緒だろう。『小説「聖書」』の原書では旧約も新約も1冊に収められていたので、『小説「イエス」』ではイエスだけに的を絞って書いてみた、しかし日本では前著を分冊にしたので、同じような本ができてしまった、というあたりだろうか。