本の覚書

本と語学のはなし

徹夜


 これから通信講座の課題に取り組む。下訳みたいなのは作ってあるけど、また徹夜になるかもしれない。初級編はこれでおしまい。
 次は初級の演習編。ポイントを集めた冊子と課題だけで、テキストはない。空いた時間を活用して、グリーンスパン『波乱の時代』を原文と翻訳をつき合わせて読む。それほど難しそうな文章ではないが、3か月で読了するには1日10ページこなすことが必要。大丈夫か。
 その後はいよいよビジネス編6か月、金融・証券編6か月へと進む。先は長い。でも、きっと来年の今頃は、こんなんで本当にプロになれるのかと焦り始めていることだろう。


 失踪した兄が東京で通っていたのは、宗教の隠れ蓑であるかどうかはっきりしないが、そういう雰囲気を十分に持った団体であった。今回姿を消したのは、その団体に取り込まれたというより、その団体に納めるべきお金が底をついたのだろう。
 部屋はそのままにしておくことになりそうだ。契約しているのは本人であり、誰も保証人になってはいない。大家と本人の間の問題であり、親はもう介入しないと決めたようだ。
 多分長兄とは二度と会うことはないだろう。それはよいのだが、そうすると三男の私が実家を引き継ぐことになるのだろうか。親の面倒を見ることになるのだろうか。私には兄弟に対する愛が欠けているだけでなく、親に対する愛もないに等しい。困ったことだ。