●永野学『図解 いちばん面白いデリバティブ入門』(東洋経済新報社)
デリバティブは金融派生商品のこと。Aの価格が動くことによってBの価格も動く場合に、BをAのデリバティブと言う。
基本は「先物」「オプション」「スワップ」の3つだけ。しかし、実際の商品となると、なんの必要があってこんなもの作らなくてはいけないのかと言いたくなるくらい、いろんな種類がある。
昨日「ミニTOPIX(東証株価指数)先物」が上場された。これもデリバティブの一種。株価指数であって、現物の株を買うのではない。したがって、受渡日まで売らなかった場合も、現物の株は手に入らない。差金決済で終了である。
図解 いちばん面白いデリバティブ入門―数学ナシでわかるデリバティブ
- 作者:永野 学
- メディア: 単行本