本の覚書

本と語学のはなし

The Moon and Sixpence


 『月と六ペンス』の行方訳。
 訳がどうこうと言うより、いわゆる中間話法に注意。


□He would have found me an apartment himself, and lent me furniture ――― did I really mean that I had gone to the expense of buying it? ――― and he would have helped me to move in.


■知らせてくれれば、いいアパートを探して、家具一式貸してあげたのに―――え、君、家具をわざわざ買ったって本当なの?―――それから引っ越しの手伝いもしたのに。


 フランス語の電子辞書には『ジーニアス英和大辞典』も入っていて、これがとても助かる。もちろん毎日図書館に持って行っている電子辞書にも入っているし、こちらは更に『リーダーズ』や『リーダーズ・プラス』も一緒に串刺し検索できるようになっている。だが、不精で鞄から取り出すのが面倒臭いのだ。ふだんは『ジーニアス』があれば十分。
 とはいえ、やっぱり紙の辞書も好きだ。


 通信の基礎演習継続講座が届く。「ポイント集」の他にはテキストのようなものはなく、添削課題が中心。そうすると、3か月の間、課題に取り組む時以外は暇が出来るわけだ。せっかくなので、グリーンスパンの『波乱の時代』を原書と翻訳をつき合わせながら読むことにしたい。