本の覚書

本と語学のはなし

『図解雑学 ミクロ経済学』

●嶋村紘輝・横山将義『図解雑学 ミクロ経済学』(ナツメ社)
 昔ならこういう理論的基礎的学問にしか関心が湧かなかったろうと思うが、今は実際の金融経済の流れを見ることの方が先であって、理論には時々戻って確認するだけでよいと思う。
 面白いことは面白いし、知っていれば断然実際の経済の理解も深まるのだが、なんだか時に騙されているような気がすることもある。理論が数式で説明されれば、かつそれを理解する頭があれば、もっとすっきりするのだろうか。それとも、それが経済学という学問の特殊性なのだろうか。はたまた、私が完全には自由主義万歳という人間ではないせいなのか。

ミクロ経済学 (図解雑学)

ミクロ経済学 (図解雑学)