本の覚書

本と語学のはなし

ゆっくり

*ボキャビル、作文
*『英語リーディングの真実』
*大学翻訳センター通信講座
*「ニューズウィーク」「ル・モンド
*『ホールズ』『異邦人』『変身』:少々
*『ヘッジファンドの真実』


 佐々木高政『英文構成法』を読んでいると、学生時代に戻ったような気分になる。細かいことまで書いてあって、ありがたい。終了までは時間がかかりそうなので今から心配することではないけれど、この後はやっぱり『和文英訳の修行』だろうか。
 翻訳は急ぎすぎると粗くなる。反省。
 「ニューズウィーク」と「ル・モンド」は、ゆっくり過ぎるほどじっくり読んだ。本当は精読と多読の両方を取り入れたいのだけど、どちらかを優先させるとなれば、今は精読を選んでおこう。眼鏡のフレームが若干ゆがんでいるせいか、図書館が暗いせいか、目が疲れる。それから、図書館寒い。風を感じるのはなぜだろう。
 野口悠紀雄『ビジネスに活かすファイナンス理論入門』(ダイヤモンド社)と土方薫『文系人間のための金融工学の本 デリバティブ裏口入門』(日経新聞社)を借りる。すぐに読もうというのではなくて、自分で買うかどうか決めるために。


 結婚恐怖症だということに思い当たる
 赤の他人と家庭を築くこと、というよりも、社会の中に正式に組み込まれてしまって、そこから行動様式がたいてい制限されてしまうことが嫌なのだ。
 地域とか学校に属し、あまつさえ親戚が増えてしまう。他人が親戚になるのも嫌だが、自分の兄弟らと親戚付き合いをしなくてはいけなくなるのが一番耐え難い。兄弟なんぞはいの一番に縁を切りたいのに。
 と書いてはみたが、独身だからといって社会人としての諸々を免除してもらえるわけではないことに思い当たった。しかし、少なくとも変人である自由は多少許されているのではないか。