本の覚書

本と語学のはなし

『英語リーディングの秘密』


●薬袋善郎『英語リーディングの秘密』(研究社)
 ボキャブラリーを増やすのも大事だが、英文の構造を正確につかまなければ、結局まともに読むことはできない、ということを教えてくれる本。
 最初の3分の2くらいで英文のしくみを開示する。高校時代にしっかり5文型や関係代名詞を学んでいれば、当然のように分かる内容だ。秘密などはない。しかし、薬袋の使う記号を知っていて損はないので、『英語リーディング教本』などで〈Frame of Reference〉を勉強したことのない人は、しっかり目を通しておいた方がよい。
 残りの3分の1で、「TIME」と「Newsweek」の文章を読んでみる。一見分かりにくい文章もあるが、難解というほどではない。初級編である。


 続いて『英語リーディングの真実』と『思考力をみがく英文精読講義』を読む予定。前者は「構造も単語の意味もわかっているのに、何をいっているのかわからない」英文を、後者は「構造も単語の意味もわかっているので、何をいっているのかわかった気になる(そのくせ、本当はわかっていない)」英文を扱うという。
 薬袋が終わったら、次は行方特集だ。


英語リーディングの秘密

英語リーディングの秘密

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